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映画「トム・オブ・フィンランド」愛を探す人

読み物

こんにちは!浦野です。
皆さんは映画【トム・オブ・フィンランド】はもうチェックされましたか?いよいよ公開ですね!

ところで、この映画タイトルを聞いて
あれ?どこかで聞いた事ある名前…!?
なんてピンときた方はNOSE SHOPのファン認定証を差し上げたいくらい。

そう、この名前は香水の名前!
ETAT LIBRE D’ORANGE(エタ リーブル ド オランジェ)/トム オブ フィンランド 真の官能

この香水と深い関係があります。
トム・オブ・フィンランドとは実在した男性トウコ・ラークソネンの事で『トム・オブ・フィンランド財団』とコラボレーションして作られており、彼をオマージュした香りです。今回は、一足先にこちらの映画を見てる私が、この映画と香水について掘り下げてみます。

完結に述べれば、この【トム・オブ・フィンランド】という映画はフィンランドを代表する画家(エロティックアートの画家)であり同性愛者であるトウコ・ラークソネンの伝記的な物語でありラブストーリーでもある。

第二次世界大戦後のフィンランドでは同性愛は厳しく罰せられた。そんな時代の中、彼は自身の抑えられない性の欲望を絵に描き続けた。
『トム・オブ・フィンランド』とは彼のペンネーム。彼は自分の想いと画に対して自信と信念を持っていた。

彼の描く男達は皆ムキムキマッチョにブラックのレザージャケット(当時流行りのバイカースタイル)の男達。「めめしい」のは駄目なのだ。私の勝手な解釈だが今の言葉で言えば彼はパリピだと思う。開けても暮れても愛と言う名の欲望を欲しがったのだ。一途とは言い難い…。これがパリピじゃなかったら何なんだと言いたいが、人はみな愛を欲している。それは、性別を超えて同じ。そして、この映画を見ると第二次世界大戦後の同性愛に対するフィンランドの認識とアメリカの違いが大きい事に気付く。今でも生きにくい世の中ではあるが、改めてアメリカは自由の国だった事を思い出す。

さて、彼がどんな人物なのか触れた所で
ETAT LIBRE D’ORANGE(エタ リーブル ド オランジェ)/トム オブ フィンランド 真の官能

いったいどんな香りなのか。
彼についての予備知識なしに嗅ぐと、レモンに白樺、松は交わりキリッとクリーンな香りが広がっていく。そして、サフランとペッパーはスパイシーな温かみをプラスして最後はバニラとスエードレザー、ムスクの香りが包む。

男性的な香りかと思いきや、NOSE SHOPの女性スタッフにも愛用している人がいる位、クリーンなレザーの香りで性別問わず纏いやすい香りだ。

そして、この香りとトウコ・ラークソネン彼自身を重ねてみると…
彼が描く男性は素肌にレザージャケットを羽織っていた、彼自身もそういう服装に変わっていった。それは言葉には出来なくても1人ではなく仲間がいる事を知らせる証だったし、自由の証、イケてる証でもあった。

この香水が強くレザーを主張するのは、彼を、ジェンダーをも通り越して全ての人に愛を主張する自由がある事を、仲間がいる心強さを与えるためなのかもしれない。

また、公式にはこの香りは夜の罪を洗い流すとある。
夜の森で行われた情事。松と白樺の香りは朝になってソレを無かった事にしてくれるのだろうか。
『夜の罪=彼の欲望』洗い流しても、さらなる欲望が湧いてきそうな位、トンカ豆とバニラが官能的に誘う…。

この香水は
『愛する人と手を繋いで陽の当たる道を歩きたい』
その気持ちに寄り添う香りだ。

ドメ・カルコスキ監督【トム・オブ・フィンランド】

NOTE:
アルデヒド、レモン、バーチリーブス、松、サフラレイン、ペッパー、サイプレス、ゼラニウム、バニラ、トンカ豆、アイリス、ベチバー、スエードレザー、ムスク、アンバーグリス・・・

最後に余談ですが、
トム・オブ・フィンランドの香水箱には22禁の表記がついてます。皆さん見つけられましたか?これは『トム・オブ・フィンランド財団』の所在地の法律で表示が義務付けられている為に表記しています。
実際は22歳未満の方でも、もちろん使用して頂けますのでご安心を!笑

以上、浦野でした。
また次回お会いしましょう。

スタッフ 浦野

NOSE SHOPスタッフの中では歳上だけど気持ちは若め。趣味はインテリアの模様替えDIY、観葉植物を育てる事、音楽(HIPHOP,R&B)ストリー...

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